大久野島のうさぎさん
大久野島
別名うさぎ島。
島へは、フェリーで本土(忠海港)から15分で到着する。
このターミナルの中にある券売機で往復720円(大人)の切符を購入し、乗船時にスタッフへ渡す。
出発時刻になると、フェリーが他の島から帰ってくる。
朝8:45の便に乗船した。
船渡し場でチケットをスタッフさんへ渡して乗船。車ごと乗船できるチケットもあるようで、車も乗船していた。
15分ほどで到着する。
到着すると早速、うさちゃんがお出迎え。
他の観光客があげていたキャベツを食べるうさぎ。
島は1周4kmあるみたいで、徒歩で1周した。
島の至る所にうさぎがいる。
グレー、茶色、小麦色、黒、黒と茶、小麦と白など様々な色のうさぎに出会ったが、白いうさぎはいない...??
うさぎまんじゅうのように丸くなって寝ていて癒される〜
観光客からご飯を頂いたうさぎは、満足すると丸くなって寝てしまうご様子。
島を散歩していると、途中に展望台があり、海がよく見える。
朝方は紺色、昼過ぎになるとエメラルドグリーンへと海の表情も変化していく。
島の半分以上も歩くと、休暇村というレストランやお土産屋を兼ねたホテルがある。学校のようにも見える大きな建物だった。
建物に入って左手には、軽食屋さんが、右手にはレストランがある。
今回は軽食のほうでタケノコ牛すじ煮込みバーガーをいただいた。
ご飯を食べた後で、反対側にレストランがあることに気づいたので、少し残念(笑)
島を散歩しているとあちこちにうさぎがいる。
木の下や道で寝ているうさぎ、お食事中のうさぎ、2匹でお手入れをしている?うさぎ。
あまりのかわいさに何度も足を止めて写真を撮らせてもらった。
うさぎの方も、何かもらえると思っておねだりにやって来る。
こっちが「持ってないよ〜」と言うと、すぐに撤収していった(笑)
たくさんのうさぎに癒されたが、この島にはもう一つの側面がある。
この島は戦時中、地図から消された島と言われ、化学兵器を秘密裏に製造していた場所だ。砲台跡、兵器の貯蔵庫跡が今でも残っている。
煉瓦造りの建造物が島の至る所にあり、独特の雰囲気が漂う。
80年近く前の遺構を目にすることができるのは感慨深いが、当時は今のように穏やかな場所ではなかったのだろうと想像する。
帰りは、行きの時に購入した帰りの切符で乗船。
ほぼ1時間おきにフェリーが出ていたため、そこまで時間を気にしなかったが、
うさぎを見ながらゆっくり島を1周していると、半日かかっていた。
14:00前の船に乗船して、うさぎ島から忠海港へ帰還した。